悟後の生活 [ハーモニーな体験]

コーチングで素晴らしい体験をするちょっと前
ある大きな経験をしました。

何十年と修行をして、その感覚を得る人もいれば
死に直面する出来事によって得る人もいると聞きます。

私の場合も、ある出来事がきっかけでした。
夫に頼まれ、コーチング&ヒーリングセッションをしているときに
そのことは起こりました。

コーチとしての守秘義務があるので内容は書けませんが

「彼との深いつながりも、いつどうなるかわからない。
 これがこの世界なのだ。
 私の大切なものがたとえなくなったとしても
 私は幸せでいられるだろうか?」

そんな感覚がいきなり襲いかかってきたのです。
私がずっと大事にしてきたもの
それすらちょっとしたことでなくなってしまう。
その感じは恐ろしく、逃げ出したくなるような衝動に駆られました。

私にとってラッキーだったことは
このとき、私はコーチとして
自分の意識をしっかりと何か確かな存在とつなげていたこと
そして自分を含め、周りのエネルギーを
常に感じていたところでした。

そのおかげで、というか否応なく
この状況から逃げることなく
居続けることになりました。

自分の感覚をしっかりと感じる自分や
もうひとり、冷静に俯瞰する自分。
その間をしばらくさまよいながら
いつしか周りの状況には動じない
本来の『魂』というものの存在を
強く感じるようになっていったのでした。

この体験の数日後
ORSC(組織のためのシステムコーチング)
の勉強会に参加しました。

一般的にネガティブだったりポジティブだったりする
メタスキルの言葉(キーワードのようなもの)を前にしても
私はそれに関係なく
いつでも一定のエネルギーを感じながら
在り続ける自分がいました。

家に帰り、このことを夫に話したところ
「それって、さとりの感じじゃない?」といって
喜んでくれました。

確かにその感覚は素晴らしい。
「おおー そうか!」って感じだけれど・・・
ちょっとした不安もよぎりました。

それは、この感覚でずーっといると
この世界での状況をしっかりと感じることが
できなくなってしまうのでは、という心配。

私は山にこもる修行僧でもなければ
その世界だけに生きるヒーラーでもない。
しっかりと家庭を築き、
ビジネスの人とも関わっているのです。

そんな不安を持っている時に
さらにまたまた運良く
ファーストピースサークルをはじめ
素晴らしい先人の知恵に触れることができ
その答えも、おのずとわかるようになりました。

一度経験したその感覚は、忘れずに持ちつつ
しっかりとこの現実世界とも関わっていく。
そのための学びを、これからはひとつひとつ
積み重ねていくのだと思いました。

先人の知恵を学び、実践しながら
日々の問題に真摯に対応していくが大切なのだろうと
今、改めて思うのです。

by ゆ


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