青いガラスがダイヤだと気づく日 [気づき]

先日開催した対話の会「ハーモニー・カフェ」の振り返りを行いました。
そこで気づいたことについて書いてみたいと思います。

前回のブログで
参加者の方々のお話を聴いていて
みんな心の中に、傷つきやすい
何か青いようなものを持っているように感じだと書きました。

そこで、こんなことを考えてみました。

その青いものは
とっても壊れやすいガラス玉のようなもので
もしそれを人前でオープンにしてしまえば
誰かから傷つけられ、壊されてしまうと
誰もが思っています。

だから、社会に適応して生きていくためには
その青いガラス玉は隠しておいたほうが安全だと
みんな、心の外側にバリアを張っていきます。

そして普段は、それが壊されないように
バリアの中に篭ったり
反対に誰かを攻撃したりして、何とか守ろうとします。

どんなに表面的には強そうに見えたとしても
心の中は、いつも怖くてビクビク怯えています。

こんな人達が、いくらお互いにつながろうとしても
表面的なつながりしか作れません。

でも、もしあるとき全ての人が
「これをオープンにしても、傷つけられることなんてない」
ということに気づいたとしたら、どうなるでしょうか?

守るためのバリアを張る必要がないと気づいて
それを一斉に手放したとしたら、どうなるでしょう?

心の中にある最も純粋な、愛すべきものを差し出して
それをお互いに認め合い、そこからつながり合えれば
誰かを攻撃する必要もなく、また誰かに奪われたり
壊されることに怯えることもないんじゃないでしょうか。

私達は本質的に同じものを持っていて
ただそれを認め合い、そのままでつながり合えば
もう誰も傷つけたり、傷つけられたりすることもなくなるんじゃないでしょうか。

そして、世界中の人々すべてがそのことに気がつくとき
この世から争いは消え、そこには認め合い、与え合う
新しい世界が生まれる、そんな気がしています。

これからの社会は、今まで社会に適合するためにひた隠しにし
守ってきた純粋な自分の中のコアな部分を
お互いに尊重し、そこからつながりあう社会になっていくのでは
そう思いました。

こんな話は絵空事だと言う人もいるでしょうが
きっとこれは本当のことで
誰しもが心の奥底では願っている、分かっていることのように思います。

本質を見えなくしている曇りを拭い去り
頭の中を巡っている恐れを取り払うことができれば
そこには穏やかで平和な世界が広がる、そんなイメージが湧いています。

そのとき、みんな気づくのです。
壊れやすいガラス玉だと思っていた青いものは
実は青く光輝く、ダイヤだったといういことに。

しかも、そのダイヤはひとつとして違うものはなく
全く同じものをみんなが持っているのです。

心の奥から表に出されたダイヤは
まばゆい光で輝き出し
世界中が驚くほどの光で包まれることでしょう。

そんな世界が来ることを確信しながら
これからの活動や日々の暮らしを送っていきたい
そう考えています。

なんとなく、自分達の進んでいきたい方向が
見えてきたかもしれません。

by:の


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